今年も夏がやってきました。帰省する時に、新幹線を使う方は多いと思います。新幹線は時代と共に進化してきましたが、最近、その秘密を知って驚きました。なんと、スピードと快適さを両立させるために、鳥をモデルに設計されているというのです。
日本で高速運転するためには、騒音問題を解決しなければなりません。住宅地を走るため、騒音は最小限にする必要があります。そこで、注目されたのはフクロウです。フクロウの羽毛はノコギリのようにギザギザで、空気を拡散する構造のため、他の鳥よりも静かに飛ぶことができるのです。これは新幹線のパンタグラフに応用されました。その結果、騒音を軽減することができたのだそうです。
もう1つの課題は、トンネルに入る前の騒音問題でした。従来の設計では、揺れと共に大きな騒音が発生していたのです。ここで注目されたのは、カワセミです。カワセミは、エサを目がけて小さな水しぶきで水中に飛び込むことができます。それは、空気抵抗を小さくする形状のくちばしを持っているためです。これも新幹線のデザインに導入されました。そして、ついにトンネルの騒音問題も解決されたのです。
これらの技術は「バイオミミクリー」と呼ばれています。バイオは生命、ミミクリーは模倣するという意味です。私たちが快適に新幹線に乗車できるのは、賢い技術者たちの研究と努力のお陰です。彼らなしでは、その恩恵にあずかれません。では、フクロウやカワセミは、なぜ理想形の特徴を持っているのでしょう?自然の成り行きでしょうか?いいえ、そうではありません。新幹線に設計者がいるのと同じように、フクロウやカワセミにも設計者がいます。それは、大自然のデザイナー―創造主なる神―に他なりません。
この世界は、鳥をはじめ、動物や魚、海や山など、神の作品に満ち溢れています。聖書にはこうあります。「あなたがたは目を高く上げて、誰がこれらを創造したかを見よ。(イザヤ40:26a)」知れば知るほど、その完成度の高さには驚かされます。これらは全て、偉大な知恵によって創造されたと考えるのが、もっとも合理的で、納得できるのではないでしょうか。
神は意味と目的をもって私たちを創造して下さいました。あなたにも、ご自分のルーツである神を知っていただきたいと思います。
伝道師 後藤献四郎

