心の健康を保つために
コロナウイルスの影響で、自粛の日々が続いています。学校や職場にも行けず、家で過ごさねばならず、人に会うこともできなくなって、ストレスがたまり、気分が沈んでいるという方も多いのではないでしょうか?
私は、心の健康を保つために、幾つかの有効な方法があることを知りました。まずは、不安を煽る情報ばかり見るのをやめ、ニュースに触れる時間を減らすことです。2つ目に、話し相手を持つこと。人と会話することによって、ストレスは大いに軽減できます。3つ目に、視点を変える(物事に対する見方を変える)ことです。どんな風にすればいいのでしょうか?
『ポリアンナ物語』を知っていますか?主人公のポリアンナは、幼くして母を亡くしましたが、元気いっぱいの女の子です。彼女は「お人形がほしい」と思っていましたが、ある時、彼女に届いたプレゼントはなんと松葉杖でした。がっかりした時、父のジョンは彼女にこう言いました。「がっかりすることはない。どんな時でも、喜べることを探してごらん。お前には、松葉杖がなくても歩ける足があるだろう?そのことを感謝しないといけないよ。」父はポリアンナに、どんな時でも喜びを見つけるというゲーム「良かった探し」を教えました。後に父は死に、彼女は親戚に引き取られるのですが、そこでも彼女は「良かった探し」を続け、冷たく扱われても、事故に見舞われても、このゲームを通して、周囲の人々を励ましていくのです。
コロナウイルスが拡大する前、私たちは学校に行き、人に会い、職場に出かけ、旅行することを「当たり前」だと思っていました。しかし、このような状況になり、普段していた普通の生活がいかに有難く、感謝なことであるかということを思い知ったのです。そもそも、私たちは「生きている」のではなく、「生かされている」のです。その事に気が付くと、小さなことにも喜べるようになり、ストレスも軽減し、感謝できるゆとりも生まれてくるのです。
聖書に「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい」という言葉があります(Ⅰテサロニケ5:16-18)。どんな状況に置かれても、感謝すべき良いものは必ずあるものです。精神科の専門家によると、感謝する人は、そうでない人に比べ、元気をなくしても回復するのが早いそうです。心の中にゆとりがあるからです。
「良かった探し」をしてみませんか。私たちを生かしておられる神に感謝しましょう。
伝道師 後藤献四郎

