「どうしてこんな事で、くよくよするんだろう」なんて思うことはありませんか。

気にしなくていいと思うのに、心が引っ張られ、ついには暗く、落ち込んでしまう、そんな経験があるのではないでしょうか。

どしゃ降りの雨の日、空港から飛行機で出かけなければならないときがありました。

飛行機は真っ黒な厚い雨雲の中を揺れながらしばらく飛んでいましたが、やがてその中を突き切ってさらに高く上昇しますと、そこは全くの別世界!紺碧に輝く青空と輝く太陽の世界でした。雲の下、地上は雨。雲の上は青空の世界。あまりの違う世界に感動したのを憶えています。物の本によるともっと高い世界の成層圏はいつも晴れだそうです。

人生にもそれがあるように思います。一寸先が見えない私たちには、目の前のことしかわかりません。その現象を無視できませんが、憶えなければならないことは、事はそれだけで動いているのではないということです。あなたが見ている世界は事の真実の半分しか見えていないのです。聖書はこう言います。

「私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです」(2コリント4:18)

すべてを支配し祝福して下さる神様がおられる。その神様が目の前の現象を超えて祝福された違う世界をあなたのために用意してくださっている、と聖書は言っています。ですから目の前の「どしゃ降り」の世界に支配されないようにしたいものです。

牧師 中 西 正 夫