大阪北部地震に続き、西日本豪雨。「明日は我が身」と思うと、たまらなく不安になります。個人的な試練にも直面することがあります。私たちは何を頼りにすればいいのでしょうか。
最近、私はフルート奏者の紫園香(しおん・かおり)さんのトラクトを読み、大変励まされました(『いのちの風が吹く(発行/全国家庭文書伝道協会)』)。順風満帆の紫園さんでしたが、20代前半に”嵐”を経験なさいます。まず、愛する人との別れ。自分の愛のなさに愕然としたそうです。次に、経済的基盤の喪失。お父様の会社は倒産してしまいました。3つ目に自分の病気。「死」が頭をよぎったそうです。これまで、安泰をもたらすと信じてきた能力、経済的基盤、健康という“三種の神器”は取り去られ、「羅針盤を失った船」のようになられました。相当苦悩されたことは想像に難くありません。
そんな時、紫園さんはある言葉と出会います。「あなたは自分の髪の毛の数を知っていますか?」もちろん、知っている筈はありません。しかし、それをご存知の方―神―がおられるというのです。「あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています(マタイ10章30節)。」以前の紫園さんは自信満々でしたが、試練を通して自分の小ささ、弱さに気付かされたそうです。そして、髪の毛の数まで知って下さる方(自分のことを自分よりも知っている神)を知り、喜びに満ち溢れました!
やがて、紫園さんはキリストを信じ、クリスチャンとなられました。すると、それまで不幸と思われた出来事の1つ1つが、すべて恵みであることに気付かされました。というのは、試練を経験したからこそ神を知ることができ、揺るがない支えを見出されたからです。こう言っておられます。「今から考えれば、時間こそかかったが全て『大丈夫』だった。試練は神様からのプレゼント。そのお陰で、神様に出会うことができた。…このお方がいて下さる限り、私たちの人生、何があっても『大丈夫』!」
神様の恵みによって健康を回復された紫園さんは、今や日本はじめ、海外でもリサイタルを開催され、音楽講師、プロデューサー等、幅広くご活躍。CDもリリースしておられます。
予期せぬ試練は、誰にも起こります。あなたにとっての支え、拠り所とは一体、何ですか?聖書は、私たちを造られた神がおられ、この方が、私たちに起こる全ての不幸や苦しみを、祝福に変えて下さる、と約束しています。あなたもぜひ、聖書の中に答えを探して下さい。必ず、あなたは求めているものを発見することができます。
伝道師 後藤献四郎

