旅人をもてなすことを忘れてはいけません。そうすることで、ある人たちは、知らずに御使いたちをもてなしました。

ヘブル人への手紙13章2節

私たちは、順調なときには人の弱さを軽く見て、余裕がなくなると他者を遠ざけてしまうことがあります。傷ついた家族や疲れた共同体ほど、自分たちを守るために心を閉ざしやすいものです。その閉じた心に風穴を開けるように、神はときに「旅人」を遣わされます。見知らぬ人、慣れない人、少し手間のかかる人を迎えることは、日常のペースを崩される出来事です。けれど、その時間と手間を差し出すもてなしの中で、私たちの愛は少しずつ育てられます。そして気づかされます。私たち自身もまた人生の旅人であり、これまで多くの人のもてなしによって生かされてきたのだ、と。(西原)