「誰が肯定してくれなくても」

音声で聴く

3月になりました。長い冬がようやく終わり、春の訪れを楽しみにしている方も多いと思います。ところで、3月は憂鬱だという方もおられます。忙しくなり、心身共に休める時間が十分取れず、様々な心配が出てくるからです。しんどいですね。

体の疲れは睡眠や食事で回復できますが、心の疲れはそうはいきません。それら以上のものが必要です。心の疲れを引き起こす原因の一つに周囲からの言葉があります。時には厳しい対応を受けることがあります。無人島で暮らすことができれば、どんなに良いでしょう。しかし私たちは皆、1人で生きていくことはできないのです。

元気を失くした時、支えになるのは、変わらず自分を受け入れ、励ましてくれる人の声です。「人の望むものは、人の変わらぬ愛である」という言葉の通りです。ところで、誰もが自分を肯定してくれる存在を持っている訳ではありません。それを望んでも、身近にいないということもあるでしょう。私たちは何を支えに生きていけば良いのでしょうか。

ここで世界のベストセラー・聖書の言葉を紹介します。イザヤ43章4節の御言葉です。「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」わたしとは、あなたの命を造られた神のことです。神はあなたをありのままで「尊い存在」だと言われ、ご自分の瞳のように大切に思っておられるのです。

誰があなたを肯定してくれなくても、あなたを無条件で肯定してくださる神がおられることを知って頂きたいと思います。あなたは一人ではないのです。私たちが神を忘れている時でさえ、神はあなたや私に目を留めておられ、どんな時にも私たちの味方となってくださいます。

牧師 後 藤 献 四 郎