2021年5月のメッセージ「最初が肝心!」
「最初が肝心!」
コロナ禍でいじめが増えています。新年度の時期は特に多く、低年齢化しているそうです。自分や家族がそういう目に会わないか、心配な人も少なくないでしょう。学校では「いじめはダメ」と教えていますが、教えてもなくなりません。一体、どうすればいいのでしょうか?
1万円札で有名な福沢諭吉は、『学問のすゝめ』でもよく知られています。ところで私は、最近、彼が自分の子どもたちのために書いた『ひびのをしへ(日々の教え)』を知りました。原文はほぼひらがなで、こんな内容です。「てんとうさまをおそれ、これをうやまい、そのこころにしたがふべし。…ここにいふてんとうさまとは、…西洋のことばにてごっどゝいひ、…ざうぶつしゃといふものなり。」(守部喜雅著『聖書を読んだサムライたち』より)
彼はクリスチャンではありませんが、宣教師とは交流があり、聖書を参考にしていたのです。聖書の箴言1章7節には「主を恐れることは知識の初め。愚か者は知恵と訓戒を蔑む」とあります。恐らく、これを子どもたちに教えたのでしょう。
天地を創造された神の存在を知り、この方を恐れることを学ぶ時、人の生き方は変わります。自分のみならず、他の人もまた、神によって造られた尊い存在と知るのです。いじめはなくなるどころか、人に対して敬意を持つようになるでしょう。これぞ、最初に学ぶべきことであり、神を抜きにして、真の問題解決はないと言えます。
福沢諭吉の子どもたちのうち3名、また多くの孫たちがクリスチャンとなったそうです。若い時に受けた教育は、後の生き方に大きな影響を与えます。私も自分の子どもたちには、必ず聖書を教え、人を大切にする大人に育てたいと願っています。子どもたちや若い方々も、ぜひ聖書の素晴らしさを知ってほしいと願うばかりです。
伝道師 後藤献四郎

